新規シリア国境ゲート設置、最初の国連車両通過
2023年02月16日付 Hurriyet 紙


アサド政権の承認によって、国連の人道支援のために新たに二つの国境ゲートが開かれた。すでにオンジュプナル・ゲートとチョバンベイ・ゲートから支援のため国際トレーラーが通過している。

カフラマンマラシュを震源とする地震発生後、[トルコ領の]キリスとシリアのアザーズ集落地を結ぶオンジュプナル国境ゲートは、国連による援助のために、2020年以降で始めて開放された。一昨日開始した人道支援のための車両の通過は昨日も続いた。私たちが国境ゲートで取材した匿名を希望する国連関係者は、救援物資を運ぶトラックの通過は、今週中徐々に増える予定であると述べた。

■「搬入は続く予定である」

国連関係者は「シリア側の状況を視察するため調査団が向かった。問題がなければ搬入を続ける予定だ」と述べた。国連以外でも、シリア側の地域へ援助のための一般車両の国境通過が続いている。特にシリア人実業家がトルコから食料品を購入し、シリア側の地域へ搬入する様子を目にした。国連安全保障理事会の決議により、今日までシリアへはジルヴェギョズ国境ゲートからのみ人道支援の車両が移動していた。しかし、地震の後、国連とシリア政府の協議の結果、オンジュプナル・ゲートとチョバンベイ・ゲートが人道支援のために開放された。

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( 翻訳者:芝田幸恵 )
( 記事ID:55041 )