シリア:アサド大統領がオマーンへの公式訪問を実施
2023年02月20日付 その他 - Snack Syrian.com 紙


■アサド大統領が「2011 年以降もシリアとの外交関係を断絶しなかった唯一の湾岸アラブ国家」であるオマーンを訪問し、同国のハイサム国王と面会

【スナック・シリアン・ドットコム】

シリアのバッシャール・アサド大統領は今日、シリア危機が開始して以来初めてとなるオマーンへの公式訪問を行った。

シリア・アラブ共和国大統領府の公式ページは、アサド大統領が今回の訪問を通して、オマーンのハイサム・ビン・ターリク国王と面会したことを明らかにした。しかし同ページは、2月6日にシリアとトルコで発生した地震の直後となる今回のタイミングで実施された訪問について、これ以上の詳細を伝えることはなかった。

オマーンは、地震の発生を受け、シリアへの支援提供をいち早く行ってきた国のひとつである。今日月曜日にも、地震に被災した人々に向けた13トンの支援物資を搭載した、オマーン発の飛行機1機があらたにダマスカス国際空港に着陸した。

オマーンは湾岸アラブ諸国のなかで、2011 年以降もシリアとの外交関係を断絶しなかった唯一の国家である。さらにオマーンは2020 年、トゥルキー・マフムード・ブーサイーディー氏を駐ダマスカス大使に任命し、これにより同氏は、危機の発生以降にシリアの首都に着任した初の「湾岸大使」となった。

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( 翻訳者:国際メディア情報センター )
( 記事ID:55078 )