今度はニーデでマグニチュード5.3!―アンカラも揺れた
2023年02月25日付 Hurriyet 紙


AFADの最新データによれば、13時27分にニーデ県ボル郡でマグニチュード5.3の地震が発生した。地震はニーデのほか、アンカラ、コンヤ、メルスィンでも観測された。SNSで多数の市民が地震に関する投稿を行った。カンディリ観測所は地震の規模を5.2と発表した。セルカン・バラン・ボル区長は、CNNテュルクの生放送で「幸いにも問題はない」と述べた。

災害緊急事態対策庁(AFAD)が震源地をニーデ県ボル郡と特定した地震は、13時27分に発生した。震源の深さ7kmの地震は、ボル郡のほか、ニーデ市街地、アンカラ、メルスィン、アダナ、コンヤでも観測された。地震は一時パニックを引き起こした。

ボアズィチ大学カンディリ観測所・地震研究機構は、マグニチュード5.2、震源地はボル郡オブルク村と発表した。

■被災した村も

ニーデ県ボル郡で発生したマグニチュード5.3の地震で、コンヤ県エレーリ郡郊外のクトオレン地区では、住宅数軒が被害を受けたり、増築部分が崩壊したりした。ベルカヤ地区のモスクにもヒビが入った。

■アクサライの道路や土地で地割れ

アクサライ―コンヤ道路やスルタンハヌ地域の土地で地割れが生じた。

道路や土地の地割れが地震の激しさを物語る一方で、場所によっては最大2mの亀裂が観測された。

■コチ知事:住宅85軒を確認、深刻な被害はない

ムスタファ・コチ・ニーデ県知事は、マグニチュード5.3の地震の後、震源地であるオブルク村を視察した。コチ知事は、「13時30分頃、オブルク村で地震が発生しました。夕方にも地震が起きたため、チームが現場調査をしており、現地にいました。チームは全員到着しました。村には400世帯、1000人が住んでいます。調査では住宅85軒を確認しました。深刻な被害は確認されませんでした。漆喰のヒビ割れがあります。大きな被害はありませんでした。県の環境都市整備気候変動局チームは、最後の1軒を確認し調査を終えるまでここにいる予定です。お見舞い申し上げます。」

■オクタイ副大統領:建物被害調査が続いている

フアト・オクタイ副大統領は、「ニーデ県ボル郡で発生した地震で被災した市民の皆様にお見舞い申し上げます。チームは現地に入っており、建物被害調査が続いています。今のところ問題は何もありません。アッラーが我が国と国民をあらゆる災害から守ってくださるように」と述べた。

■セゼルAFAD長官:問題はない

ユヌス・セゼルAFAD長官は、「ニーデ県ボル郡で、13時27分に発生したマグニチュード5.3の地震の後、現時点では問題は出ていません。現場のスクリーニング調査が続いています」と述べた。

■タタール氏:これは独立した地震

AFAD地震リスク減少総局のオルハン・タタール局長は、AFAD本部で会見を行った。タタール局長は、ニーデ県ボル郡で発生したマグニチュード5.3の地震は独立した地震とみなしていると述べた。タタール局長は、カフラマンマラシュを震源とする2つの大地震の後、合計9470回の余震が観測されたとし、次のように述べた。「これは本当に大きな数字です。余震は規則的に減っているわけではないことがわかります。これは長期間続き、一定の期間を過ぎると減少していき、終息すると言えます。少なくとも2年間は余震が続く見込みであることをお伝えします。平均して3分前後に1回余震が発生しています。今日発生した地震で改めて言えることは、被災した建物には近づかないということです。被災した建物には近づかない、被災地で作業する人たちの注意に従うことが大事です。2月6日の地震の後、この地域は心に大きな傷を負いました。市民の皆さんは常に地震を想定しながら、このトラウマを現地で体験しているのです。そういった意味で、心理社会支援チームが市民を助けようとする一方で、我々や研究者も、健全で理性的なメッセージを発することが重要です。市民の皆さんには、落ち着いて冷静にプロセスに関わるようお願いします。」

オルハン・タタール局長は、SNS上の音声記録を真に受けてはいけないとし、次のように話した。「SNS上で様々な音声記録とともにニュースが流れていることが見受けられます。特に地震の場所、時間を事前に把握し、判断することは不可能です。市民一人ひとりが、送られてきたりSNS上で届いたりする音声記録や情報を真に受けないことが非常に重要です。時折、震災地や震災地以外の地域でも、同じようなトラウマがあることがわかっています。断層でいつ地震が起きるかはわかりませんが、トルコは地震国で、地震を発生させる断層はどこにでもあります。すべきことは、国・国民としてこれらに備えることです。」

■ボル区長:悪い知らせは来ていない

セルカン・バラン・ボル区長は、CNNテュルクの生放送で、「幸いにも特に問題ありません。村内にもチームがいます。今、チームが村の一番高いモスクのミナーレを確認しています。特に悪い知らせは来ていません。20秒から25秒の地震でした。死亡や物的損害に関する情報は来ていません。昨夜もオブルクを震源とした小さな地震が発生しました」と述べた。

■シュクリュ・エルソイ教授:ここでの地震の一部は火山性

CNNテュルクの地震コンサルタントであるシュクリュ・エルソイ教授は、ニーデ県の地震に関して、「私たちはいつも内陸アナトリアでは地震は起こらないと思っています。これは、この地域でも地震が起こる可能性があるということの証拠です。マグニチュード5.3が地域でどのような地震を発生させたのか、確認する必要があります。ここでの地震の一部は火山性です。これらの貢献も大きいです。内陸アナトリアには主要な火山があります。これらは人類の歴史のなかでずっと活動を続けてきました。私たちへの主なメッセージは、地震はトルコのどこでも起こりうるということを明らかに示していることです」と述べた。

■「この地震はトゥズ湖断層で起きたのではない」

ニーデ県ボル郡で発生したマグニチュード5.3の地震は、コンヤやアクサライでも観測された。

コンヤ技術大学地学工学科教員のProf. Dr.ヤシャル・エレン氏は、発生した地震はトゥズ湖断層で起きたものではないとし、次のように述べた。「今日の地震は、昨日のマグニチュード4.3の地震と同じ断層で起きました。2020年にオブルク地区で起きた地震と同じ場所にあたります。これはトゥズ湖断層上での地震ではありません。この断層の南端の、断層から分岐してエミルガズィ方面に続く、北北東、南南西方向の正断層で発生した地震です。この断層は、トルコ活断層マップにはまだ載っていない断層です。昨日の地震の発生メカニズムも正断層と思われます。」

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( 翻訳者:安井 悠 )
( 記事ID:55115 )