アクシェネル党首へ写真付き返答ーイマムオールとヤヴァシュ立候補せず、クルチダルオールを支援
2023年03月04日付 Hurriyet 紙


善良党のメラル・アクシェネル党首が6野党連合から離脱した後に、昨晩(3月3日)、共和人民党所属の市長であるエクレム・イマムオール氏、マンスル・ヤヴァシュ氏、ゼイダル・カララル氏、トゥンチ・ソイエル氏、ヴァハプ・セチェル氏がアンカラで一同に会した。イマムオール市長とヤヴァシュ市長は、SNSのそれぞれのアカウントからの発信で、アクシェネル党首による(大統領)候補への立候補要請を拒否し、クルチダルオール党首への支援を表明した。本日(3月4日)、共和人民党の10名の広域市市長らが共和人民党ケマル・クルチダルオール党首を訪ねた。会談後、集合写真を投稿された。写真では、クルチダルオール党首の右側にイマムオール市長が、左側にヤヴァシュ市長が写っており、この写真は、アクシェネル党首への返答と考えられている。

昨日(3月3日)、善良党のメラル・アクシェネル党首が6野党の大統領候補決定プロセスに関する発表をした後に、共和人民党の10名の広域市市長が本日共和人民党総本部を訪れた。

市長らは、党執行本部(MYK)臨時会議の前にクルチダルオール党首と一同に会した。会談には、イスタンブル広域市のエクレム・イマムオール市長、アンカラ広域市のマンスル・ヤヴァシュ市長、イズミル広域市のトゥンチ・ソイエル市長、アダナ広域市のゼイダン・カラカル市長、メルスィン広域市のヴァハプ・セチェル市長、テキルダー広域市のカディル・アルバイラク市長、エスキシェヒル広域市のユルマズ・ビュリュケルシェン市長、アンタルヤ広域市のムヒッティン・ボジェク市長、ムーラ広域市のオスマン・ギュリュン市長、アイドゥン広域市のオズレム・チェジオールが出席した。

会談の後に短い声明を発した共和人民党のセイイト・トルン副党首は、「我が党の11名の広域市市長はみな、党首への支持を表明し、(彼が)下すあらゆる決定を支持すると述べました。また、市長らが被災地で行った活動について報告が行われた。会談は和やかに行われ、その後、解散しました」と述べた。

■ アクシェネル党首へ写真による返答

メラル・アクシェネルに対する写真による返答だと解釈されている写真に関して、ヒュリエット紙のジャーナリスト、アブドゥルカディル・セルヴィ氏は次のように述べた。

「この写真では、あることに注目してください。クルチダルオール党首の右には普段はオズレム・チェルジオールがいます。『あなた(アクシェネル)の示した2人の市長は、私のそばにいます』というメッセージです。(それが)アクシェネルへ送ったメッセージです。」

アンカラより最新の動向を説明したCNNトルコのレポーター、アルダ・エルドアン氏は、「共和人民党の市長らは、クルチダルオール党首と会談を行いました。その会談に関するニュースとして、最初に「写真」がでてきました。クルチダルオール党首の右には、イマムオール市長が、左側にはヤヴァシュ市長が写っています。この写真はなぜ重要だったのでしょうか。アクシェネル党首は、2名の市長を指し示しました。市長らからは夜遅くに「クルチダルオール党首と共にある」という旨のメッセージが発せられました。この写真は非常に重要なのです」と話した。

■「国民連合は、小さくなるのではなく、大きくなりながら、成長することに疑いはない」

イスタンブル広域市のエクレム・イマムオール市長は、SNSアカウント上でクルチダルオール党首に支援を表明しつつ、「国民連合は、人びとが経験している困難な時代に重責を負い、国家を効率的かつ民主的に、社会を安寧で豊かにするという意志によって設立された政治的連合です。私それ(国民連合)が、国民に対して、無力で絶望的で、孤独にならではないことを示すと信じています。共和人民党の子として、国民連合の市長として、国民の望む結束の中で、選挙連合で我々の意志を代表するクルチダルオール氏と国民連合は、小さくなるこのではなく、大きくなりながら、成長することに疑いはありません」と述べた。

■「私たちは、クルチダルオール氏の意志に背いて行動しないことを表明してきました」

クルチダルオール党首に対して、イマムオール市長の後にヤヴァシュ市長からも支援が来た。ヤヴァシュ市長は、SNSのアカウントでのツイートで、「今日まで私たちが行った発表で、党首クルチダルオール氏の意志に背いて行動することはないと表明してきました。私たちは、同じ線の上にいます。私たちの望みは、国民連合の全ての協同者と自分たちの歩みを続けるということです」と述べた。

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( 翻訳者:関颯太 )
( 記事ID:55153 )