メスト・エジル、サッカー引退へ
2023年03月22日付 Cumhuriyet 紙


トルコ、スーパーリーグでフェネルバフチェとメディポル・バシャクシェヒルに所属していたメスト・オズィル氏は、サッカーを引退すると発表した。オズィル氏は当人の引退メッセージで、「長い間考えた末に、サッカーを引退することにした。17年もの間プロサッカー選手でいられたことは特別なことだった。機会をもらえたことに感謝の気持ちでいっぱいだ」と述べた。

トルコ系ドイツ人のサッカー選手、メスト・オズィル氏は、引退を決めたと明らかにした。

35歳のスター選手であるメスト・オズィル氏は、「長い間考えた末に、サッカーを引退することにした。17年もの間サッカー選手でいられたことは特別なことだった。機会をもらえたことに感謝の気持ちでいっぱいだ。しかし、ここ数週間、数カ月間の長期の怪我を経験した。サッカーを引退する時期が来たのだと感じた」と述べた。

メスト・オズィル氏の発言は以下の通り。

「忘れられない瞬間と感情に満ちた、素晴らしい冒険だった。所属したシャルケ、ヴェルダー・ブレーメン、レアルマドリード、アーセナル、フェネルバフチェ、そしてバシャクシェヒルに、私を支えてくれた監督に、チームメイトたちに感謝している。

家族と親友にはとりわけ感謝している。当初から、この素晴らしい冒険を支えてくれ、良い時も悪い時も私を愛してくれ、応援してくれた。

これからは、素晴らしい妻のアミネと2人の素晴らしい娘、エダとエラと一緒に人生がもたらしてくれる美しいものに目を向けていきたい。」

■今シーズンはリーグで70分のみの出場

ドイツで生まれたトルコ系ドイツ人サッカー選手オズィル氏は、シャルケ04の下部組織で成長した後、ヴェルダー・ブレーメン、レアルマドリード、アーセナルのようなビッグクラブでプレーした。2021年、メスト・オズィルはフェネルバフチェへの移籍で最後のキャリアをトルコで過ごすことを決めたが、フェネルバフチェでは期待を下回る結果となった。

シーズン終盤にかけて思うように出場時間を得られなかったスーパースターは、移籍期間にメディポル・バシャクシェヒルに移籍することとなった。大きな希望を抱いて移籍したメスト・オズィル氏は、スーパーリーグで今シーズン4試合70分しか出場できなかった。

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( 翻訳者:伊永勇人 )
( 記事ID:55273 )