パレスチナ:パレスチナ外務省がイスラエル議員らの行進参加について警告(2)
2023年04月09日付 al-Quds al-Arabi 紙


■パレスチナ外務省はクネセト議員・大臣が入植を支持するための行進に参加することについて警告

【ラーマッラー:本紙】

一方パレスチナの複数筋が明らかにしたところによると、入植者らがヨルダン渓谷北部のアイン・ヒルワのコミュニティにあるパレスチナ人の家屋複数軒を攻撃した。さらに入植者らは、ベツレヘムにあるソロモンの池周辺地区に侵入し、その場所でタルムードの儀式を行ったという。

同様の文脈で、人権系報告書が明らかにしたところによると、イスラエル占領当局は3月中に、ヨルダン川西岸とエルサレム東部でパレスチナ人が所有する102の施設に対して破壊、押収、あるいは警告書の配布を目論んだ。

人権および民主主義のメディアセンター(シャムス)は声明のなかで、破壊の実行は無許可の建設という口実のもとで、29の施設に及んだと述べた。また、占領当局が70の施設に取り壊しや営業停止の警告を行ったと明らかにした。

この際対象となった施設は、家屋やテント、居住用あるいは農業用の小屋、居住用バラック(プレハブユニット)、家畜小屋、墓、モスク、公園などである。

(後略)

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( 翻訳者:玉川公子 )
( 記事ID:55393 )