ラマダーン月のイラン大使館主催レセプションに関するトルコ紙の主張 在アンカライラン大使館の反応
2023年04月14日付 Hamshahri 紙


 在アンカライラン大使館は、同大使館主催のイフタールのレセプション開催に関するトルコ紙の主張(※)を「事実無根且つ真っ赤な嘘」とした。

【ハムシャフリ―電子版】イェニ・シャファック(Yeni Şafak)紙はラマダーン月に在トルコイラン大使館が行った接遇やプログラムを批判し、同レセプションに一部の政治グループや政治団体を招待したことについてある主張を展開する記事を掲載したが、これ受けてイラン大使館は、「イェニ・シャファック紙がイラン・イスラーム共和国大使に責めを負わせていることは、完全に事実無根であり真っ赤な嘘である」とする声明を発表した。

 声明文は次のように続けている。「毎年恒例で開催されるイフタールのいかなるレセプションでも、このような問題について議論は行われず、指摘さえもされなかった。イラン・イスラーム共和国は、常にトルコの民主主義の原則を尊重し、友好的兄弟国の内政問題に対しては不干渉の立場と行動をとってきた。」

 在アンカライラン大使館は続けて述べた。「シリア問題に関して、イラン・イスラーム共和国とトルコはアスタナ和平プロセスのパートナーである。最近、緊張緩和のための4カ国イニシアチブが構築された。両国間には、この2つのメカニズムの枠組みの中での緊密な協力関係が存在する。あらゆる機会に強調されてきたことだが、この協力関係は維持されなければならない。」

 同大使館は最後に以下のように指摘した。「さらに、イフタールのレセプションは我が国の大使館が長期に渡り続けてきた恒例行事である。」

出典:YJC通信

※脚注:イェニ・シャファック紙が4月13日付の記事で、モハンマド・ファラーズマンド駐アンカライラン大使がイフタールのレセプションの際に至福党の党首に対し、「(トルコ大統領選で)クルチダルオール氏を支持することが極めて重要だ」と述べ、「選挙後の我々の期待は、トルコがシリアでの軍事的プレゼンスを無くすことだ」いう旨の発言をしたとする主張を行なったことを指す。

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( 翻訳者:IY )
( 記事ID:55470 )