■スィースィー大統領がパレスチナとイスラエルの双方に交渉再開を呼びかける

【カイロ：本紙】

エジプトのアブドゥルファッターフ・スィースィー大統領はパレスチナ、イスラエルの双方に対して、パレスチナ問題の公平かつ包括的な解決のために交渉を再開するよう呼びかけた。

スィースィー大統領による発言は、同大統領による、米下院議会常設諜報委員会のマイク・ターナー委員長へのレセプションのなかでなされた。同委員長には共和党や民主党に属する同委員会の高位メンバーらで構成された大規模使節団が同伴しており、レセプションにはアッバース・カーミルエジプト総合諜報局長官（少将）とジョン・デロッシャー駐カイロ米国大使代理が出席した。

エジプト大統領の公式のスポークスマンであるアフマド・ファフミー参事官は、「米国代表団が会合の間、テロとの戦いにおけるエジプトの先駆的な役割に加えて、地域の安定と平和に向けた支柱として同国が果たしている役割の主軸的な重要性を強調した。このことは、世界レベルおよび地域レベルで上昇している危険と課題を回避するために、エジプトと米国が全ての水準で協力および協議を継続ないしは強化していくことを必要としている」と述べた。

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（ 翻訳者:永井俊輔 ）
（ 記事ID:55547 )