シリア:ヌスラ戦線がガーブ平原でテロ攻撃を実施し、軍がこれに対応(1)
2023年05月23日付 al-Watan 紙


■テロリストらガーブ平原の静寂を打ち破る…シリア・アラブ軍がこれに対応…ロシア軍とトルコ軍がアイン・アラブ市の郊外で合同パトロールを実施

【ダマスカス:本紙】

シリア北西部・ガーブ平原の北西部で「緊張緩和地帯」に相当する地域の接触軸に10日以上にわたってほぼ完全な静寂が広がったのち、テロ組織「ヌスラ戦線」が昨日、スィルマーニーヤ軸の戦況を激化させることでこれを打ち破った。その後シリア・アラブ軍がこれに対応することを余儀なくされた。

さらに陸軍の複数部隊が東部砂漠地方でのそのプレゼンスを強化し、「イスラーム国」の敗残兵からなる複数隊列への掃討作戦を強化するのと時を一にして、ロシア軍はアレッポ県北東部・アイン・アラブ市の郊外地帯でトルコ占領軍との合同パトロールを実施した。

ある現場筋が本紙に伝えたところによると、「緊張緩和地帯」内に位置するハマー県田園地帯で活動する陸軍の複数部隊が、ガーブ平原北西部に位置するスィルマーニーヤ軸の接触地点でヌスラ戦線によって実行されたテロ攻撃への対応として、同組織が率いるいわゆる「ファトフ・ムビーン作戦指令室」作戦室に属する戦闘員らの複数拠点の重砲によって攻撃した。

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( 翻訳者:国際メディア情報センター )
( 記事ID:55653 )