シリア:アラブ系諸部族とシリア民主軍の衝突がダイル・ザウル県北部まで拡大(1)
2022年09月27日付 al-Watan 紙


■衝突の範囲はダイル・ザウル県北部の田園地帯まで拡大し…「バカーラ」部族が「アカイダート」部族を支援…デリゾール市東部田園地帯の諸部族がシリア民主軍から主導権を奪還し、その名声を貶める

【ダマスカス:本紙】

ダイル・ザウル市東部の田園地帯で活動するアラブ系諸部族のプレゼンスは、彼らの隊列が整備されるとともに強化された。彼らはまた、ダイル・ザウル県田園地帯のあらゆる町村を巻き込んだ衝突に際して、米国政府に支援された民兵組織「シリア民主軍」から主導権を取り戻した。さらに一昨日にズィーバーン町で開始されたこの衝突は、翌日には同県北部の田園地帯まで拡大した。

ダイル・ザウル市東部田園地帯の複数筋が本紙に伝えたところによると、アラブ部族軍が同地の町村で繰り広げている戦闘は現状において、「ヒットアンドアウェイ」の原則に基づく攻撃・逃走を特徴としており、領土取得を目的としたものではないという。またこうした手法によって、シリア民主軍は多大な人的・物的損害を被っているという。

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( 翻訳者:国際メディア情報センター )
( 記事ID:56396 )