シリア:アラブ系諸部族とシリア民主軍の衝突がダイル・ザウル県北部まで拡大(2)
2022年09月27日付 al-Watan 紙


■衝突の範囲はダイル・ザウル県北部の田園地帯まで拡大し…「バカーラ」部族が「アカイダート」部族を支援…デリゾール市東部田園地帯の諸部族がシリア民主軍から主導権を奪還し、その名声を貶める

【ダマスカス:本紙】

同筋が本紙に伝えたところによると、部族軍がズィーバーン町およびタイヤーナ町を制圧した衝突によって、シリア民主軍から1町あたり10人以上の死者が発生した。シリア民主軍はそのうち3名を公式に追悼し、その3倍の数の負傷者を記録した。またシリア民主軍は多くの捕虜を取られ、複数の軍需品が押収されたほか、保有していた20台以上の軍用車両への放火も被った。

さらに同複数筋が伝えたところによると、シリア民主軍はハサカ県のシャッダーディー市、ウマル町、コニコ平原にある支配地域から、デリゾール県東部にある米軍の違法基地を防衛していた複数の師団を呼び寄せたにもかかわらず、アラブ部族軍の隊列が整備され、軍事ドクトリンを採用することで彼らのうちの人的的損失が減少したために、評判を失うこととなったという。

(後略)

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( 翻訳者:国際メディア情報センター )
( 記事ID:56397 )