アッバス議長、ガザ悲劇の責任はイスラエルとその同盟者
2023年10月25日付 Cumhuriyet 紙


パレスチナ自治政府のマフムード・アッバス議長は「今日起きている事態の責任はイスラエルが負うものであり、イスラエルの占領政権が攻撃的な手法を過激化させることを奨励する国々も、この責任を共有している」と述べた。

アッバス議長は占領下にあるラマッラーにおいてフランスのエマニュエル・マクロン大統領と会談を行った。パレスチナテレビはアッバス議長とマクロン大統領の会談後に行われた会見を報道した。

パレスチナで起きていることの責任はイスラエル側にあることを述べたアッバス議長は、同様の責任をイスラエルの攻撃の過激化を奨励する国々も共有していることを強調した。

アッバス議長の発言は以下の通りだ。
「平和から遠ざかり、軍事的・安全保障的解決策を選び、二国家解決策を妨害しようとするイスラエルの占領政権の破壊的な政策とやり方が続くことを、我々は繰り返し警告してきた。我々は、現在に至る安全保障と軍事的解決策のエスカレーションを絶対に認めない。この状況は地域的、あるいは世界的な戦争につながりかねないのだ。」

アッバス議長は、完全な停戦、人道回廊の開設、水、電気、燃料、その他の必需品の提供を要求し、「ガザであれヨルダン川西岸であれ、パレスチナ人が土地や自宅から離れ、パレスチナ国外へ強制退去させられることに反対する」と繰り返した。

安全保障理事会の理事国とフランスの同僚(マクロン大統領)に対し、イスラエルの攻撃の即時停止と国際和平会議の開催、そして政治的解決への移行を呼びかけたアッバス議長は「ガザ地区は占領地域の一部である。私たちは、ガザに関するいかなる部分的な解決策も、安全保障上の解決策も拒否する。我々が求めるのは包括的な政治的解決だ」と話し、「平和創造のための国際連携の構築」を呼びかけた。

マクロン大統領は、「10月7日、ガザ周辺でのハマスの軍事作戦で30人のフランス人が死傷した」、「如何なる所にも、テロ暴力を正当化するものはない」と述べ、パレスチナの人々と、ハマスによる攻撃に続く暴力の渦に巻き込まれたすべての犠牲者に哀悼の意を表した。
また、ガザで人質に取られている人々の解放に取り組んでいるとして、「この問題について、地域のパートナー、特にカタールと調整している」と述べた

マクロン大統領は、平和と安全のイニシアチブは3つの柱に基づくべきだとし、それらを「テロ組織との戦い、市民の保護、政治的取組の再開」に分類した。

ガザ地区への護送、電力と人道支援物資の輸送の安全を保証することについては、イスラエルのネタニヤフ首相からも承認を得ていると述べた。

また、ネタニヤフ首相との会談で、イスラエルに責任があること、入植者からのパレスチナ人に対する攻撃を阻止すること、罪のない市民を害した者を罰することの重要性について話したことを明らかにした。

フランスのマクロン大統領は数時間のラマッラー訪問に先立ち、「イスラエルに連帯を示す訪問」を行っている。この訪問中、マクロン大統領は「テロ組織との戦い」と名付けた「国際連携の構築」を呼びかけた。

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( 翻訳者:伊藤颯汰 )
( 記事ID:56593 )