開業前の国立病院、手抜き工事?
2023年12月27日付 Cumhuriyet 紙


ムーラのセイディケメル郡に建設された国立病院の擁壁の一部が、開業前にもかかわらず崩れた。

ムーラのセイディケメル郡で150床を擁する国立病院の擁壁の一部が、開業前にも関わらず一昨日に土砂崩れが原因で崩れた。

同病院は3月30日に臨時的に患者の受け入れを開始したことが分かった。病院を建設したオズソイ建設会社は、2013年から現在まで少なくとも39の公共入札を受けている。入札総額は29億6660万2千リラである。

■「科学的措置が取られるべき」

トルコ技師・建築家会議所連合(TMMOB)建設技師会議所ムーラ支部の理事会員であるレヴェント・チメン氏は、「我々に対して、ここで建設作業を行っている、あなた方の意見を聴きたい、と相談されなかった。当局が許可すれば、検証を行いたい。現在、崩れた壁を修復し同じように使用し続けたいようだ。将来的にさらに大きな問題に直面しないために科学的な調査が行われ対策が講じられるべきだ」と述べた。

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( 翻訳者:伊永勇人 )
( 記事ID:56995 )