ガザ:抵抗勢力が「停戦交渉に明らかな進展」があると明言(3)
2023年01月25日付 al-Watan 紙
■国際司法裁判所は明日「ジェノサイド」の容疑で告発されたイスラエルへの判決を下す…各国からの停戦要求が生じるなか、抵抗勢力は「停戦交渉には明らかな進展」があると明言
【ダマスカス:本紙】
これにより本記事の執筆時点で、イスラエルの侵略による犠牲者数は、死者25,700人、負傷者63,740人まで増加した。
一方アントニオ・グテーレス国連事務総長は、国連安保理閣僚級会合に先立つ会見で、ガザ地区に暮らす約230万人のパレスチナ人が悲惨かつ非人道的な状況に直面しているとの見解を述べた。
ウェブサイト「国連ニュース」は事務総長の発言として、「イスラエル軍が実行している軍事作戦によって、そのほとんどが女性と子供である2万6千人以上の人々が殺害され、6万人以上が負傷している。これによってガザのパレスチナ人民間人にとって、過去100日間は悲惨かつ壊滅的な日々となった」と掲載し、「何一つとしてパレスチナの人々に対する集団的懲罰を正当化することはできない」と付言した。
一方欧州連合のジョセップ・ボレル外務・安全保障政策上級代表は、イスラエルには「拒否」の論理によってパレスチナ国家の樹立の命運を握る権利はないと表明した。さらに英国のデイビッド・キャメロン外務大臣は、中東地域への外遊を開始する直前に、ガザ地区における恒久的な停戦を呼び掛けた。
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( 翻訳者:国際メディア情報センター )
( 記事ID:57247 )