イルハム・アリエフ氏が再びアゼルバイジャン共和国大統領に|アリエフ氏は何パーセントの得票率で勝利したのか?
2024年02月08日付 Hamshahri 紙


 イルハム・アリエフ氏がアゼルバイジャン大統領選挙で連続5回目の当選を果たした。

【ハムシャフリー電子版】昨年9月の軍事作戦とカラバフ地域の支配権回復を受けて、イルハム・アリエフ氏の今回の勝利は決定的なものと思われていた。アリエフ氏は92%の得票率をもって水曜日に行われた大統領選挙で連続5回目の当選を果たした。

 アゼルバイジャン共和国中央選挙管理委員会のメザーヘル・パナホフ委員長は記者会見で、「アゼルバイジャン国民はイルハム・アリエフ氏をこの国の大統領に選出した」と述べた。

 ドイチェ・ヴェレ[ドイツの国際放送事業体]のウェブサイトによると、昨年9月のカラバフ地域奪還後に1年間前倒しで行われた今回の選挙の投票率は67.7%だった[訳註:最終的には投票率は76.73%と発表された]。

 水曜日の夕方、数千人のアリエフ氏の支持者がバクー中心部の街頭に集まり、アリエフ氏の再選を祝った。アリエフ氏の支持者らは愛国的な歌を歌い、「カラバフの解放者」や「我々はあなたを誇りに思う」などのメッセージが書かれたボードを持って集まった。

 アリエフ氏の得票率は選挙後の最初の調査で予想されていた93.9%には及ばないが、それでも今回の得票率は高い。前回の選挙では、同氏は全体の票の約85%しか獲得出来なかった。

 アリエフ氏の選挙での勝利を受けて、イランやトルコなど各国の首脳がアリエフ氏に祝辞を述べた。

 イランのセイエド・エブラーヒーム・ライースィー大統領はメッセージの中で、イルハム・アリエフ氏のアゼルバイジャン大統領再選を心から祝福し、同大統領の新任期中に必ずや両国の同胞的友好関係は強化されていくだろうとの考えを表明した。トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領もメッセージを送り、アゼルバイジャン共和国国民の多幸を願いつつ、アリエフ氏の選挙勝利を祝福した。

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( 翻訳者:LJ )
( 記事ID:57336 )