ギリシャ、外国人定住者政策見直し
2024年03月22日付 Cumhuriyet 紙

ギリシャ政府は、「ゴールデンビザ」プログラムの一環として、最低不動産投資額を80万ユーロに引き上げ、EU圏外の投資家の不動産購入をさらに値上げした。

ギリシャ政府は、外国人に居住権を与える「ゴールデンビザ」プログラムのため、最低不動産投資額を25万ユーロから80万ユーロに引き上げた。

CNNトルコの報道によれば、新たな制限は3月31日以降適用され、アテネ、セラニク、プリンセス諸島の不動産が該当し、ギリシャのその他の地域においては40万ユーロとなる。

ギリシャ政府は、ヨーロッパ連合(EU)加盟国外の投資家たちが不動産を購入することに対し、ますます悪化する住宅問題の解決を図っている。

大都市や島嶼部の不動産価格や賃料の上昇は、こうした傾向の結果である。

「ゴールデンビザ」プログラムは功を奏し、2023年には25億ユーロの収入が得られ、投資家の多くは中国・トルコ人であった。

同プログラムは、5年間の居住許可、シェンゲン域内のビザなしでの移動、ギリシャでの起業や教育を受ける権利を付与している。

改定の一部として、不動産をAirbnbゲストハウスとして貸し出すことは認められなくなる。

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( 翻訳者:関口ひなた )
( 記事ID:57543 )