■トルコはシリア人避難民34人をシリア北部へと強制送還…「イスラーム国」の戦闘員らがアフリーン市郊外の刑務所から脱出したのち、トルコ政府系の諸派閥の共謀のもとでトルコに到着

【ダマスカス：本紙】

トルコ行政当局が同国の行政区から34人のシリア人避難民を強制送還するのと同時に、テロ組織「イスラーム国」の戦闘員ら6人がトルコに到着した。これらのテロリストらは、 トルコ政府系の諸派閥の共謀のもとで、アレッポ県北西部のアフリーン市郊外にあるブルブル地区で、トルコ占領軍に忠実ないわゆる「軍事警察」が監督している刑務所から、他の拘留者らとともに脱走した者たちであった。

複数の反体制系ウェブサイトによると、トルコ当局は、同国南部のオスマニエ県で密入国あっせん業者が運転する車両４台に乗ったシリア人亡命希望者34人に対して取り締まりを実施したのち、彼らをトルコ占領軍に忠実な武装民兵らが展開しているシリア北部へと強制送還した。

トルコのメディアが報じたところによると、同国の「密航対策チームが、D-400高速道路上で国境ゲート総局との協力のもとで、のちに逮捕されたトルコ人密航あっせん業者が運転するミニバスを捜索した際、15人のシリア人不法移民を逮捕した」という。

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（ 翻訳者:国際メディア情報センター ）
（ 記事ID:57804 )