■トルコはシリア人避難民34人をシリア北部へと強制送還…「イスラーム国」の戦闘員らがアフリーン市郊外の刑務所から脱出したのち、トルコ政府系の諸派閥の共謀のもとでトルコに到着

【ダマスカス：本紙】

一方複数の反体制系ウェブサイトは、アレッポ県北西部のアフリーン市郊外にあるブルブル区で、トルコ占領軍に忠実ないわゆる「軍事警察」が監督している刑務所から、他の拘留者らとともに脱走したテロ組織「イスラーム国」の戦闘員6人が、トルコ占領軍に忠実な諸派閥に所属する武装勢力の密航支援によって、トルコ国内に到着したと報じた。その後彼らのうち戦闘員2人と他4人は逮捕されたが、彼らの行き先は現在に至るまで判明していないという。

昨日の早朝には、複数の反体制系メディアが、テロ組織「イスラーム国」の指導者・戦闘員らからなる12人の囚人が、「軍事警察」の指導者・戦闘員らによる共謀および直接的な協力のもとで、アフリーン市郊外のブルブル地区で軍事警察が管理している刑務所から脱獄したと指摘した。またこの事態が発覚したのち、秘密警察は自らが関与している密入国業務が発覚することを恐れて、逃亡者のうち2人を逮捕したという。

同様の脱獄事件が発生したのは今回が初めてではなく、昨年初頭には、イスラーム国の戦闘員ら12人が、刑務所職員らによる共謀のもとで、アレッポ県北部にあり「黒い刑務所」の異名で知られる「悪名高いラージュー刑務所」から脱出することに成功した。

Tweet

この記事の原文はこちら

　同じジャンルの記事を見る

（ 翻訳者:国際メディア情報センター ）
（ 記事ID:57806 )