シリア:トルコがシリア人避難民34人をシリア北部へと強制送還(4)
2024年04月01日付 al-Watan 紙


■トルコはシリア人避難民34人をシリア北部へと強制送還…「イスラーム国」の戦闘員らがアフリーン市郊外の刑務所から脱出したのち、トルコ政府系の諸派閥の共謀のもとでトルコに到着

【ダマスカス:本紙】

一方複数の反体制筋によると、トルコ政府系の諸派閥と民兵組織「シリア民主軍」(SDF)が展開する諸地域で治安上の混迷が激化するなか、アレッポ県東部アイン・アラブ市で正体不明の武装集団が両替店を営んでいる人物の家を襲撃した。その際武装集団のうちの1人が拳銃でこの人物に向け発砲し、彼は即死したという。

これと同時に、トルコ占領軍に忠実な「シリア国民軍」に所属するいわゆる「スルターン・ムラード」師団の戦闘員が、ハサカ県北部の田園地帯に位置し、トルコ政府系の民兵組織が展開する占領下ラッス・アイン市で、自身の妻の実子である2歳以下の幼児に対して犯罪を実行した。

複数の反体制系メディアが提供した情報によると、武装した犯人は幼児を死に至らしめるまで殴打し続けた。これはトルコ占領軍および同軍に忠実な諸派閥の支配下にある地域内で、ラマダーン月中に発生した3件目の犯罪である。さらに3月15日には、アレッポ県東部の田園地帯にあるバーブ市付近のアブー・ザンディーン通りで、不信な状況下で殺害され、その後井戸に投げ込まれた市民の遺体が発見された。

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( 翻訳者:国際メディア情報センター )
( 記事ID:57807 )