イスラエル:メディアがヒズブッラーによる報復攻撃を過去「もっとも苛烈かつ危険な作戦」と描写(2)
2024年04月18日付 al-Watan 紙


■敵国メディアがヒズブッラーの報復攻撃を「衝突が開始して以来、もっとも苛烈かつ危険な作戦」と描写…ヒズブッラーは占領下パレスチナ北部のアラブ・アラームシャ村にあらたに設置されていたイスラエル軍偵察部隊の本部を攻撃

【本紙】

一方イスラエルのメディアも、ガリラヤ地方西部のアラブ・アラームシャ村にいた占領軍の集団に対して自爆ドローン攻撃が実施されたとしつつ、これにより少なくとも6人の死傷者が出たと報じた。ほかにもこれらのメディアは、ヒズブッラーが同村に向けて計2発の大型ロケット弾とその他のロケット兵器を発射したが、これらの迎撃は行われなかったことを示した。

イスラエルの「カン」チャンネルは、これらの報復攻撃に続き、昨日「イスラエルで緊急医療サービスを提供している救護組織」である「マーゲン・ダビド公社」が、「ヒズブッラーによるアラブ・アラームシャ村の民衆センターへの攻撃により、13人の死傷者が発生し、彼らのうち4人が危篤状態に置かれている」と報じた。

同チャンネルはさらに、レバノン側からアラブ・アラームシャ村に向けて発射されたミサイルによって同地に甚大な被害が生じ、負傷者らを搬送するために占領軍のヘリコプター複数機が出動したこと明らかにした。負傷者らを搬送する際にも、新たな攻撃が続いたことによって警報が鳴らされたままであったという。さらに同チャンネルは、ヒズブッラーによる今回の複合攻撃が「ヒズブッラーとの衝突が開始して以来、もっと苛烈かつ危険な作戦」のひとつとなったと評した。

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( 翻訳者:国際メディア情報センター )
( 記事ID:57821 )