シリア:アサド大統領とサウジ皇太子が両国首脳会談の成果を実行することの重要性を強調
2024年11月12日付 al-Watan 紙
■アサド大統領とサウジ皇太子が会談…イスラエルの攻撃拡大への懸念と首脳会議の重要性を確認
【ダマスカス:本紙】
シリアのバッシャール・アサド大統領は、サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマーン皇太子と会談し、イスラエルによる地域全体への深刻な攻撃激化の中で開催された、臨時のアラブ・イスラーム首脳会議の重要性について意見を交わした。また両首脳は、同会議で採択された決議の実行が必要であることでも一致した。
アサド大統領とビン・サルマーン皇太子は、パレスチナ問題が引き続き地域における核心的課題であることを強調し、イスラエルの攻撃が他国にも拡大する危険性について強い懸念を示した。
両首脳はまた、シリアとサウジアラビアの二国間関係の今後についても協議し、共通の利益に資する形で関係をさらに強化していく方針を確認した。
アサド大統領は、前日にリヤドで開催されたアラブ・イスラーム臨時首脳会議に出席するためサウジアラビアを訪問していた。
アサド大統領の到着に際し、リヤドのキング・ハーリド国際空港では、リヤド副首長のムハンマド・ビン・アブドゥッラフマーン・ビン・アブドゥルアズィーズ・アール・サウード王子が出迎えた。このほか、在シリア・サウジアラビア大使館のアブドゥッラー・ハリース臨時代理大使氏、リヤド市長のファイサル・ビン・アブドゥルアズィーズ・ビン・アイヤーフ氏、リヤド警察署長のマンスール・ビン・ナースィル・ウタイビー少将、王室儀典局のファハド・スハイル氏らが同席した。
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( 翻訳者:教養外国語アラビア語班 )
( 記事ID:58777 )