米国:トランプ次期米国大統領はマルコ・ルビオ上院議員を国務長官に任命する意向
2024年11月12日付 al-Quds al-Arabi 紙
■トランプ次期米国大統領、マルコ・ルビオ上院議員を国務長官に任命する意向
【ワシントン】
『ニューヨーク・タイムズ』紙が月曜日の夕方に報じたところによると、ドナルド・トランプ次期米国大統領は、フロリダ州のマルコ・ルビオ上院議員を国務長官のポストに指名することが予想されている。
同紙は3人の関係者らの話として、この決定は最終的なものではないと前置きしつつも、トランプ次期大統領は副大統領のポストのための候補者リスト上にあったルビオ氏の名前に落ち着いたようだと報じた。
ルビオ氏の名前は先週を通じて、米国外交の指揮を担うもっとも有力な候補者の一人として、リック・グレネル前駐ドイツ大使とならんで継続的に言及されてきた。
ルビオ氏は先週CNNネットワークで、トランプ政権において重要な地位を占めることを予測しているか尋ねられた時、「私は常にこの国に奉仕することに関心がある」と述べた。
トランプ氏によるキューバ出身の強硬派議員の指名は、2人の関係の顕著な変化が生じていることを意味する。
2016年、2人は大統領職への共和党候補指名の獲得をめぐって競争した。
その時にルビオ氏はトランプ氏を「詐欺師」であり、「大統領職を目指した人々のうちもっとも下品な人物である」と評した。
この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
( 翻訳者:戸田志歩、荒木七海 )
( 記事ID:59154 )