ガザ:北部への経路解放を待ち野宿を行う何万人ものパレスチナ人(1)
2025年01月26日付 al-Quds al-Arabi 紙


■ガザ北部への経路解放を待ち野宿する何万人ものパレスチナ人

【ラーマッラー:本紙】

昨日日曜日、イスラエルの女性捕虜アルベル・イエフド氏に関する合意が成立した。イスラエルはこれまで、パレスチナ抵抗勢力が交換協定に従って彼女を解放しなかったと主張し、これに対抗するかたちで何十万人もの避難民のガザ北部への帰還を遅らせていた。

『マアリヴ』紙は、来週金曜日、イスラエルによって終身刑の判決を受けた30人のパレスチナ人捕虜の解放と引き換えに、イエフド氏の解放が行われると伝えた。抵抗勢力によると、同氏は「イスラエル軍の宇宙計画内で訓練を受けた兵士」だという。

イスラーム聖戦運動の軍事部門であるクドゥス旅団の軍事評議会事務局長アブー・アフマド氏は声明で、「仲介者たちについては、彼らは、ヤフード氏が生きており、健康な状態にあるとの保証を得た」と述べ、「運動の政治指導部が仲介者たちとともに決定し遵守する、ヤフード氏の解放に関する合意およびその日程は、遅滞なく実施されることになる」と加えた。

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( 翻訳者:池内一生 )
( 記事ID:59588 )