ネタニヤフの関心の的はトルコ
2025年03月31日付 Cumhuriyet 紙
イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相が、イスラエルの安全保障関係者と会議を開き、「トルコのシリアでの存在」について協議することが伝えられた。
イスラエル首相府は、ネタニヤフ首相が「トルコのシリアでの存在」に関する新たな安全保障会議を開くと発表した。
先週のものと類似するとされるこの会議には、防衛機関の幹部が参加すると伝えられた。
ネタニヤフ首相は先週、関係者とシリアに関する安全保障会議を開き、その会議で「トルコの影響力の増大」が議論された。
イスラエルのメディアによると、ネタニヤフ首相は「シリアの新たな政権とトルコの接近を懸念をもって注視している」と報じられた。
シリア政権が、経済的・軍事的・政治的支援を受ける見返りとして、ホムス県に属するタドムル(パルミラ)地区の軍事基地をトルコ軍に引き渡すためにアンカラと高いレベルで協議を進めていると主張され、ホムス東部で見られる可能性のある「トルコ軍の存在」がイスラエルを深刻に懸念させていると伝えられた。
シリアでは、2024年11月27日に激化した衝突の後、2024年12月8日に61年間続いたバアス政権が崩壊し、それと同時にイスラエル軍のシリアへの攻撃が増加した。
この記事の原文はこちら
( 翻訳者:小玉桃子 )
( 記事ID:59901 )