金の輸入額増加
2025年04月14日付 Cumhuriyet 紙


金の輸入は、トルコの経常収支赤字に悪影響を与える重要な要素として注意を引いている。2月の金の輸入増加は、貴金属価格の影響を受けて加速した。輸入が高水準に到達することは経済におけるバランスを再び問うている。

2月にトルコの金の輸入は21億ドルで2023年8月から現在までで最も高い水準に到達した。

トルコ共和国中央銀行のデータによると、金の輸入は21億1100万ドル、金の輸出はというと、2億6000万ドルと記録されている。イスタンブル株式市場のデータによると、金の輸入は2月に11.6トンとして前月と比べて20%の増加を示した。金の輸入は、2月に量としては多くなかったが、貴金属価格の高騰が輸入額を押し上げ、経常収支赤字に悪影響を与えた。

2月に1オンスの金の価格が対ドルで激しい増加を示して、3000ドルに近付いた。その後、貴金属は記録を破り続けている。

■輸入規制後、最高水準に到達

2023年8月、経常収支上の影響を減少させる目的で未加工の金の輸入に規制が導入され始め、1ヶ月の輸入規定数量は12トンと発表された。この規制は未加工の金輸出を制限する一方で、宝飾品の輸入増加に導いた。このように規制の導入以降、金の輸入額は最高水準を記録した。

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( 翻訳者:新井慧 )
( 記事ID:59964 )