「トルコがパキスタンに武器供与」報道、トルコ国防省否定
2025年04月30日付 Milliyet 紙
国防省はトルコがパキスタンに武器供与をしていると情報に関連し、発表を行った。
国防省広報担当次官兼報道官のゼキ・アクチュルク准将は、記者会見を開催した。アクチュルク准将の発言は次のとおり。
(中略)
■ トルコがパキスタンに武器供与をしているとの情報について
一部の報道機関が報じた「トルコは、パキスタンに6機の飛行機一杯の武器を送った」との報道は、正しくない。トルコから出発した輸送機1機は、給油のためパキスタンに着陸した。その後、あらかじめ決まっていたルートに向け出発した。関係者や関係機関の発表以外の推測報道に耳を傾けないでいただきたい。
トルコ共和国国防省として、南アジアの安定を脅かし、地域の安全に深刻な被害をもたらすパキスタンとインドの緊張を、強い憂慮の念をもって見守っている。二国間の言葉による、また武力による緊張は、地域の人々だけでなく、すべての国際社会を脅かす結果をもたらすことは明らかである。このため、インドが責任をもった行動をし緊張を高まる行動を避け、国際法と外交により行動することが不可欠である。トルコは、兄弟であるパキスタンの有する当然の安全保障上の懸念を理解する。両者が、平和的な解決策に向かうこと、国際社会がこのプロセスに対し前向きな役割を果たすことを望む。
トルコ共和国は、南アジアの不安定化をもたらすあらゆる破壊やテロに対し反対の立場をとい、平和と安全の確保のために国際的なプラットフォームで毅然と努力を行う。
(後略)
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( 翻訳者:トルコ語メディア翻訳班H )
( 記事ID:60043 )