教育省ユスフ・テキン大臣は、4月23日に発生したマグニチュード6.2のシリヴリを震源とする地震の後、イスタンブルの4つの学校を地震リスクを理由に立ち入り禁止にしたと発表した。これらの学校のうち3校は、歴史的建造物の扱いであると明らかにされた。
イスタンブルでマグニチュード6.2の地震の後、各学校で二日間休校とされ、生徒たちは4月28日月曜日に学校に戻っていた。テキン大臣の発表によれば、地震の安全対策のため、4つの学校は予防を目的としてに立ち入り禁止にされた。この4つの学校とは、ファーティフ・スプヒ・パシャ職業技術アナドル高校、シリヴリ・ガーズィ・イマーム・ハティプ中学校、ウスキュダル・ハリル・リュシュトゥ幼稚園、ファーティフ・キャーティプ・チェレビ小学校であると明らかになった。これらの学校の生徒達は他の学校へ送られた。
テキン大臣の声明は以下の通り。
「地震が起きた日、4人の副大臣達全員と部門長らをイスタンブルに派遣しました。関連公的機関の監督の元で、私たちの学校が検査されました。その日我々にはしっくいの亀裂が原因で地震に影響された1校があったという報告だけが届いていました。詳細な調査をした結果、3校が歴史的な建築であり、つまり修復の点で問題を抱えており、もう1校はフェトフッラー派テロ組織(FETO)から接収した学校であり、計四校が安全面で危険性が見られました。そのため学校を立ち入り禁止にしました。それ以外には全く問題はありません。イスタンブルの地震のせいで不安を感じている国民たちが宿泊するように学校を開放しました。我々は、今週をイスタンブルの学校で災害と緊急事態の教育指導をして過ごしました。」
この記事の原文はこちら
( 翻訳者:田端咲希 )
( 記事ID:60044 )