「イマムオールに自由を」ボスフォラス海峡の橋に掲げる
2025年05月25日付 Cumhuriyet 紙
トルコ共和人民党(CHP)議員がボスフォラス海峡大橋に「イマムオール(前イスタンブル市長)に自由を」と英語で書かれた垂れ幕を掲げた。CHPオズギュル・オゼル党首は、「我々が未来の大統領と見込むエクレム・イマムオール氏のポスターや垂れ幕の掲示を禁じたクーデター首謀者どもへ。これが我々の答えだ」との声明を発表した。
CHP副党首のスアト・オズチャーダシュ議員(イスタンブル県選出)も、「ありとあらゆる場所でどちらを向いてもエクレム・イマムオールを目にするようになるだろう」と声明を出した。
CHPマフムト・タナル議員(シャンルウルファ県選出)も自身のXアカウントから垂れ幕が掲げられる様子を共有し、「イスタンブルの橋の上から皆さんにご挨拶と敬意を送ります」と投稿した。
■CHPオズギュル・オゼル党首「これは序章に過ぎない」
CHPオズギュル・オゼル党首もイマムオール氏の垂れ幕に向かって手を振る画像を自身のXアカウントに投稿し、次のような文章をつけた。
「我々が未来の大統領と見込むエクレム・イマムオール氏のポスターや垂れ幕の掲示を禁じたクーデター首謀者どもへ。これが我々の答えだ。これは序章に過ぎない。闘い続けよ!」
■捜査開始
イスタンブル共和国最高検察庁が、この事案に関する捜査に乗り出したことが発表された。
あわせて、垂れ幕が撤去されたことも報じられた。
■つまり何が起きたのか?
イスタンブル共和国最高検察庁は、3月にイスタンブル県警に対し、エクレム・イマムオール氏に関するポスターや横断幕等の回収を命じる文書を送達していた。
その後、共和国検察庁はここ数日中にイスタンブル広域市に対し新たな命令を発出。この命令は、地下鉄、メトロバス、市バス、フェリー内でイマムオール氏の写真、動画、音声を含むコンテンツの使用を禁止するというものだった。
この記事の原文はこちら
( 翻訳者:原田星来 )
( 記事ID:60199 )