レバノン:レバノン首相がアブダビでUAE大統領と会談
2025年05月27日付 al-Mudun 紙
■レバノン首相がUAE大統領と会談:アラブ共同行動の活性化を目指す
【ベイルート:本紙】
レバノンのナウワーフ・サラーム首相は今日火曜日、ドバイで開かれたアラブ・メディアサミットに出席した際に、アブダビのバフル宮殿でアラブ首長国連邦(UAE)のムハンマド・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン大統領と会談を行った。会談中には二国間の相互関係を強化し、とりわけ経済や開発の分野における協力のために新たな地平を切り拓く方法が模索された。サラーム氏は、持続可能な開発やテクノロジー、国家統治の分野でのUAEによる先進的な取り組みに敬意を表すると同時にし、進歩と改革のプロセスを支えるうえでそれらを活用することへの自国の熱意を確認した。
両首脳は地域的・国際的な課題に立ち向かうためにアラブの共同行動を活性化することの重要性のほか、アラブ人の利益に奉仕し、地域の安定と発展を強化するかたちで継続的な調整を行う必要性を強調した。
レバノンのサラーム首相はUAEのナヒヤーン大統領に対し、UAEの国民に(レバノンへの)渡航禁止を解除したことへの謝意を伝え、レバノンへの扉はアラブのすべての兄弟に開かれていると確認した。同時に、UAEが国内に数万ものレバノン人を受け入れており、彼らがそこで働き幸福で安定した生活を送っていることを称賛した。
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( 翻訳者:今村俊太 )
( 記事ID:60221 )