ロシア大統領府は、ロシアとウクライナの両代表団がイスタンブルで会談した後に声明を発表した。この中で、「プーチン大統領、トランプ大統領、ゼレンスキー大統領による三者会談が近い将来に実現する可能性は低い」との見方が示された。
ロシアとウクライナの代表団は、トルコのハカン・フィダン外相がホストとなったイスタンブルで会談を行った。
ロシア大統領府は、チュラーン宮殿で行われた重要な会談の終了後に声明を発表した。
イスタンブルでの協議結果について、ロシア大統領報道官ドミトリー・ペスコフ氏は、「イスタンブルにてロシアとウクライナの間で進められている交渉に、即座の進展を期待するのは適切ではない」と述べた。
また、同報道官は、ウクライナ代表団およびウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領が求めている首脳間の直接会談について次のように言及した。
「プーチン大統領、トランプ大統領、ゼレンスキー大統領による会談が近い将来に実現する見込みはない。このような接触が実現するには、まず実務的な合意が必要だ。ゼレンスキー大統領がイスタンブルでの会談後に出した声明は不可解で遺憾なものであり、交渉の精神にもそぐわない。」
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( 翻訳者:金子萌 )
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