イラン外相、トルコ訪問
2025年06月19日付 Cumhuriyet 紙


イラン・イスラエル間の戦争が続く中、イランのアッバース・アラーグチー外相は、次の土曜日にイスタンブルで開催されるイスラム協力機構(OIC)の会議に参加する。この情報は、トルコ外務省の関係者が木曜日にロイター通信に語ったものである。

会議は第51回OIC外相理事会の特別会合の枠内で行われ、イスラエルのイランに対する攻撃が主要議題となることが報告された。これらの攻撃の中でも、木曜日に行われたアラク市のホンダーブ核施設への攻撃が最重要議題の一つとなることが強調された。
イスラエル軍は、この施設に建設中の重水炉を標的にしたと発表した。

専門家によれば、この原子炉は兵器級プルトニウムを生産する能力があるという。トルコはイスラエルの攻撃を強く批判、「違法」と位置付けてイランの正当な自衛権を強調している。

2日間にわたるサミットの開幕演説を行う予定のハーカン・フィダン外相は、イスラム世界に対し、地域の不安定化を招く行動に対して団結するよう呼びかけると見られている。レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領も会議での演説が予定されている。

■最新情勢
金曜の夜、イスラエルの防空網は、イランのミサイルがイスラエル軍司令部のすぐ近くまで到達するのを防ぐことができなかった。ミサイルはテル・アビブ中心部を直撃し、甚大な被害をもたらした。 日曜日の夜には、イランのミサイルがハイファ近郊の重要な石油精製所を使用不能にした。
火曜日の朝、ソーシャルメディアに投稿され、『ワシントン・ポスト』紙によって確認された映像には、テル・アビブの北にあるイスラエル情報司令本部近くにイランのミサイルが落下する様子が映っていた。そのうちの1発が、イスラエル軍情報部と諜報局8200部隊のあるモシェ・ダヤン・キャンプを直撃した。
イラン革命防衛隊は、イスラエルの諜報機関と軍関係者を殺害したと主張した。しかしこの主張は検証できておらず、イスラエル軍もこれに関して言及しなかった。戦争の経過を考えると、これらの主張は可能性として信憑性が高い。

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( 翻訳者:谷澤優香里 )
( 記事ID:60345 )