母国党党首ムアッレム=インジェ氏が共和人民党(CHP)に復党した。
母国党党首ムアッレム=インジェ氏が4年半を経てCHPに復党した。CHPがトルコ大国民議会で開いた会合に、CHP党首オゼル氏とムアッレム=インジェ氏がともに来場した。オゼル党首がインジェ氏にCHPバッジをつけると思われていたが、「通常は私が彼にムアッメル・インジェ氏にバッジをつけるところだが、しかし、今回は私がつけるまでもない。なぜなら彼のバッジは生まれたときから額にあるからだ。」と述べた。
■「離別は時に憤りから、時には別の方法で希望を探すべく起こるものだ」
登壇したインジェ氏は、「虚栄や敵意があっては、私は今日ここに来られなかっただろう。個人的打算で来ることも出来ないだろう。オズギュル・オゼル党首からの温かく誠実な招待によって私はここに来た。離別は時に憤りから起こり、時に他の方法で希望を探すべく起こるものだ。私が今日ここに来たのは回帰ではない。寄り添いであり、抱擁であり、切望である」と述べた。
■2018年大統領選挙でCHPの候補者になった
2014年と2018年の共和人民党大会で党首候補者となったムアッレム・インジェ氏は2018年大統領選挙でCHPの大統領候補として争った。同年末に党への不満を明らかにし、2020年9月4日母国運動を開始。その後2021年2月8日にCHPを離党し、2021年5月17日に母国党を結成した。
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( 翻訳者:安孫子織絵 )
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