イラク政府、PKKの武装放棄に関し発表
2025年07月13日付 Cumhuriyet 紙
イラク大統領府は、テロ組織クルディスタン労働者党(PKK)の武装解除の開始が長期的な平和と安定化を達成する営為の中で重要な転換点である、と述べた。
イラク大統領府は、テロ組織PKKが武装解除に踏み切ったことについて声明を発表した。
声明の中で、「我が大統領府は、PKKが武装解除プロセスを開始すると発表したことを歓迎する。これは、数十年にわたる武力紛争と、無数の市民の命に関わる安全の侵害を終わらせる途上で、重要かつ歴史的な一歩である。この展開は、より安定・安全な未来への道を開き、地域全体の平和と建設的な協力の期待を強めている。我が大統領府は、すべての関係国の安全を担保し、主権を尊重し、すべての共同体の正当な権利を支援する上で、揺るぎない決意を表明することの重要性を訴える。これは、長期的な平和と安定を達成する営為の中で重要な転換点である」と表明した。
同声明には、「イラク大統領府は、この一歩を全面的に支持する。私たち共通の歴史における痛ましい1ページを閉じ、対話・協力・相互理解に基づく新たな1ページを開いて成功を遂げようとするあらゆる営為、これに資するその決意を再確認するものである」とある。
また、この一歩が、イラクとトルコの相互尊重・共通の利益、地域の安全保障・繁栄にとって共通のビジョンに基づく両国間関係の強化につながるものと期待していると強調している。テロ組織PKKの最初のグループが昨日、イラク・クルド地域政府のスライマニーヤ県で武装を放棄した。
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( 翻訳者:谷澤優香里 )
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