イスタンブルで3度目のウクライナ・ロシア直接対話へ
2025年07月23日付 Hurriyet 紙
ロシア-ウクライナ間で2022年2月24日に始まった戦争の停戦のため、エルドアン大統領の両者への説得により、イスタンブルのチュラーン宮殿で第3回目の代表団間直接協議が、本日と明日に行われる予定である。
トルコの仲介のもとで2日間続くと予想される接触では、ロシア代表団のウラジーミル・メジンスキー代表団長とウクライナ代表団のルステム・ウメロウ代表団長が持続的平和といった方策でなくても、少なくとも前線での長期的停戦の実現を試みる予定である。会談の目的は、双方に制裁のムチを見せるアメリカのドナルド・トランプ大統領に対しても好印象を与えることだ。
5月15日とその後6月2日にイスタンブルで実現した2回の交渉ラウンドで明らかになった双方の「戦争終結をどのようにみるか」の草案は互いに完全に対立していた。ロシアはウクライナと西側諸国に受け入れ不可能な条件を提示している。2014年に占領したクリミアを含むドネツク、ルガンスク、ザポロジエ、ヘルソン、これらの地域を正式に自国領に編入することをウクライナ政府に要求するロシアは、ウクライナがNATO、EUのような同盟や連合に加盟しないという条件も求めている。ウクライナはNATOやEUのような組織への加盟は自ら決定すると主張している。
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( 翻訳者:田端咲希 )
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