■産業界が制裁緩和と経済的開放を輸出拡大につなげるべきと訴える
【ダマスカス:本紙】
シリア経済は現在、産業と生産部門の面でポジティブな変化を見せている。革命とそれに伴う物流面の困難、国際的孤立、経済制裁が長年にわたって続き、これらの要因が国内産業を目に見えて後退させ、シリアの経済構造における大きな弱点となってきた。しかし近年、シリア指導部の政治・外交努力によって対外関係の修復が大きく進み、貿易と投資の往来に道が開かれたことで、産業は回復に向かい始めている。
産業会議所連合のマーズィン・ディールワーン会長は『アル=ワタン』に対し、シリアの産業は大きな復興へ向かっていると述べ、これは産業だけではなく、農業、観光、サービス分野にも及んでいると指摘した。長期の停滞を経ても、シリア経済が成長と多角化の能力を有していることを示すものだという。
ディールワーン会長はまた、産業関係者に対し、商機の視野を広げるよう呼びかけ、人口約2,500万人の国内市場だけにとどまらず、約70億の消費者を抱える国際市場を視野に入れるべきだと述べた。歴史的に、シリアは工業と交易の面で重要な生産・商業拠点としての地位を各時代にわたって確立してきたとして、その蓄積を根拠に挙げた。
同会長はさらに、制裁の解除と国際政治関係の改善、ならびに経済開放が、産業界にとって国際市場への参入と輸出拡大の真の機会を提供すると述べ、これが国民経済と市民の生活水準に好影響をもたらすとした。産業会議所連合は、産業界の声を一本化し、他の会議所とも協力して要望を意思決定層に届け、すべての産業関係者が国際市場に円滑に参入できる道を開くとともに、拡張、生産、そして新規プロジェクトへの投資を促すために取り組んでいるという。
ディールワーン会長によれば、直近の期間にシリアの産業は登録企業数の面で目に見える発展を記録し、その数は18,023社に達した。このうち新たに90社・90の外国代理店が登録されたという。同会長は、これは投資先としてのシリア経済に対する信認の拡大を反映していると述べた。さらに、こうした進展は単なる帳簿上の数字ではなく、実際の雇用機会を生み、基幹部門の再活性化を伴い、多角的で持続可能なシリア経済へ向かう出発点になるとした。
最後に同会長は、道のりはなお長く、真の成功は政治的支援の継続、経済の安定、国の資源の有効な管理にかかっていると強調した。同時に、産業界を将来のシリア経済を描くうえでの能動的なパートナーとして位置づけ、包括的な成長と市民の生活水準の引き上げを実現する必要があると述べた。
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( 翻訳者:国際メディア情報センター )
( 記事ID:60566 )