2024年3月31日の地方選挙で共和人民党(CHP)が47年ぶりに第1党になった後、党へ向けた圧力が強まった。次から次へと押し寄せる強制捜査、拘束、逮捕…。では、これまでにCHPのどの首長が逮捕されたのだろうか？

15ヶ月前の地方選挙でCHPが第1党になった後、政界で始まった「正常化プロセス」は、すぐに管財人、拘留、逮捕に取って代わられた。最近では、イスタンブルで進められている捜査の中で、ベイオール区長のイナン・ギュネイ氏を含む17人が逮捕された。27人が司法管理条件付きで釈放された。

[地方選挙の]3月31日以降、CHP[党員が首長となった]自治体に向けて続けられている司法活動において、多数の自治体首長、官僚、自治体職員が拘束され、その多くが逮捕された。

そのプロセスは、2024年10月30日にエセユルト区のアフメト・オゼル区長が「武装テロ組織クルディスタン労働者党(PKK)/クルディスタン社会連合(KCK)のメンバーである」という容疑で逮捕されたことから始まった。捜査は次第にイスタンブル広域市（IBB）やイスタンブルの区自治体にも拡大した。IBBに対しては5回の強制捜査が行われ、イスタンブルでは9人の自治体首長が「汚職、賄賂、入札談合、犯罪目的の組織メンバー」の容疑で逮捕された。

捜査のもうひとつの手はアダナに及んだ。アダナのゼイダン・カララル広域市長、ジェイハン区のカディル・アイダル区長、セイハン区のオヤ・テキン区長も逮捕された。

(後略)

Tweet

この記事の原文はこちら

　同じジャンルの記事を見る

（ 翻訳者:小玉桃子 ）
（ 記事ID:60675 )