カタール:首相がイスラエル抑止のための対応について明らかに
2025年09月10日付 al-Quds al-Arabi 紙


■カタール首相、イスラエル抑止の対応について確認するために数日以内にドーハでアラブ・イスラーム諸国首脳会議が開催されることを明らかに

【ドーハ:本紙】

カタールのムハンマド・・ビン・アブドゥルッラフマーンは水曜日、今後数日以内に、イスラエル抑制のための集団的対応をめぐる方針を決定するために、アラブ・イスラーム諸国首脳会議が首都ドーハで開催されると述べた。

これは、イスラエルがドーハでハマースの交渉代表団を攻撃した翌日の水曜日に、米チャンネル「CNN」がカタール首相に対して行った独占インタビューで明らかにされたものである。

同首相はイスラエルによるドーハへの攻撃を「国家テロ」と表現し、「この行為に対する我々の怒りの程度を表現する言葉が見つからない。これは国家テロである」と述べた。

さらにカタール首相は「我々は裏切られた」とも述べ、「イスラエルによるドーハへの攻撃は、ガザ地区にいるイスラエル人捕虜のあらゆる希望を打ち砕いた」した。

さらにイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は司法のもとに引き渡されるべきだとしつつ、「(ネタニヤフ首相が)継続的な国際法違反によって国際刑事裁判所に訴追されている」と述べた。

そして今後数日以内に、イスラエルに対する「集団的対応」をめぐる方針を決定するためアラブ・イスラーム諸国首脳会議が開催されると明らかにした。

さらにカタール首相は、自国の対応が、イスラエルの攻撃を抑止するうえで「影響力ある」ものとなることへの期待を表明した。

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( 翻訳者:天田陽菜 )
( 記事ID:60766 )