バイラムパシャの区政、CHPからAKPに移るか?
2025年09月19日付 Medyescope 紙


汚職の罪で拘束されたハサン・ムトゥル・バイラムパシャ区長は、内務省により職務から遠ざけられた。拘束されたハサン・ムトゥル区長の代わりに、2025年9月21日(日)10時に区長代理の選出が行われる。共和人民党(CHP)所属の5人の議員が離党した。彼らの内4人は、無所属議員として投票する。バイラムパシャ区政は、共和人民党から公正発展党(AKP)に移るだろうか?

イスタンブル共和国検察当局によってバイラムパシャ区に対して始められた捜査の一環で、ハサン・ムトゥル・バイラムパシャ区長を含む20人が拘束された。

内務省は、汚職の罪で拘束されたムトゥル区長を職務から遠ざけたと発表した。ムトゥル区長の代わりに2025年9月21日(日)10時に区長代理選挙が行われる。

バイラムパシャ区政は、共和人民党から公正発展党に移るだろうか?

■2人の共和人民党所属議員が離党

2024年3月31日に行われた地方選挙を受けて、バイラムパシャ区議会議員の内訳は次の通りだった:共和人民党22人、公正発展党12人、民族主義者行動党3人。

2025年7月9日に、バイラムパシャ区議会議員のサキ・テケル氏とアリ・カラハサンオール氏が共和人民党から離党し、無所属として議員を続けることが発表された。この離党により共和人民党所属の議員数は、22人から20人に減少した。

■拘束された議員の代わりに補欠議員が登録された。

バイラムパシャ区に対する捜査において拘束されたアティラ・オゼン副区長とルトフィ・カドゥオールラル副区長とともに、オズトゥルク・ホジャオール議員とカドリ・イェティシュミシュ議員、エルスィン・ビラル議員が議員資格を失った。

共和人民党が区長職に名乗りを上げるにあたり、高等選挙委員会(YSK)が空いたイスにリスト上の次の順番の名前を割り当てた。これにより、議員が拘束されたことは、現在の合計数に影響しなかった。

■捜査後に相次いだ離党

バイラムパシャ区に対する捜査後には、共和人民党所属のムラト・サルマン議員が離党し、今後は無所属として議員活動を継続することを発表した。

ムラト・サルマン議員の後は、同じく共和人民党所属の議員であるイブラヒム・ソイトゥルク氏も離党し、無所属として議員活動を継続していくと語った。この離党を受けて、共和人民党の議員数は18人に減少した。

■党を離れ、議員も辞職

共和人民党所属のケレム・ギュレル議員は、9月16日(火)に離党したことを発表した。この離党を受けて共和人民党の議員数は17人に減少した。ギュレル氏は、その後公証人を通して手続きを行い、議員を辞職したことを区に報告した。辞職を受けて、共和人民党所属の補欠議員が正規の議員として職務を開始し、共和人民党の議員数は新たに18人に増加した。

■無所属議員が選挙の行方を左右する。

バイラムパシャ区議会には、現時点で、共和人民党18人、公正発展党12人、民族主義者行動党3人、無所属4人の議員がいる。

バイラムパシャ区の運命を共和人民党から離党した無所属議員の票の選択が決める。



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( 翻訳者:丸山 礼 )
( 記事ID:60798 )