レバノン:アウン大統領が米国務長官との会談について一定の評価を強調
2025年09月24日付 al-Mudun 紙


■アウン大統領「ルビオ氏との会談にはポジティブなもの」…ラジー外相がイラン最高指導者の発言に反応

【ベイルート:本紙】

マルコ・ルビオ米国務長官は「我々はレバノンが経済危機を脱するよう支援する。レバノン政府は引き続き、イランの諸政策に反対する」と述べた。

一方レバノンのジョゼフ・アウン大統領は、「ルビオ氏との会談はポジティブなものであった。私は米国に対して、イスラエルが攻撃を止め、南部の占領地帯から撤退するための支援を要請した。レバノン軍が国際的な国境まで展開し、1701決議を履行できるようにするためである。国家主権を国土全体に及ぼすために、レバノン全土に展開している軍の支援を継続することについても、良い反応が得られた」と明言した。

アウン大統領の言葉は、「米国レバノン支援作業部会」の面前で発せられた。

加えて、アウン大統領はクリス・マーフィー上院議員、クリス・クーンズ上院議員、グレゴリー・ミークス民主党下院議員らとともに、昨今のレバノン情勢を加味して会談した。同様に、英国のトニー・ブレア元首相とも会談した。

ラジー:「軍が第一の防衛者である」

一方ユースフ・ラジー外務在外居住者大臣は、イラン・イスラーム共和国の最高指導者の「ヒズブッラー」に関する発言に対して、「X」上の自身のページに次のように投稿した。:『ヒズブッラー』に関するイラン・イスラーム共和国最高指導者の言葉に対しては、我々は次のことを確認しておく必要がある。レバノンに『残された』ただ一つの道は、合法的な政府と、覆すことが許されないその決定である。なかでももっとも重要な決定は、8月5日の会期中に採択された、武器の制限と、国家主権の全国土への拡大という決定である」。

ラジー氏はさらに「レバノン軍は唯一かつ永遠の『残る存在』である。レバノンとその国民、主権を守るための第一の防衛者であることを強調する」と述べた。

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( 翻訳者:羽鳥礼菜 )
( 記事ID:60827 )