ガザ:土曜日以降、地区全体で子供含む約100人のパレスチナ人が殉教
2025年09月27日付 al-Quds al-Arabi 紙
■イスラエルの爆撃によって土曜日の未明以降、ガザで約100人のパレスチナ人が殉教
ハマース運動は、イスラエル占領軍が土曜の未明から現在までに、各地での爆撃と破壊により、子どもを含む約100人のパレスチナ人を殺害したと発表した。ガザ地区では、米国の支援の下でおよそ2年間にわたってジェノサイド戦争が続いている。
同運動は声明で、占領軍が土曜日、ガザ市東部のダルジュ地区と、ガザ地区中央部のヌサイラート難民キャンプで2回にわたって虐殺を実行したと説明した。
さらに声明は、「今日朝から、子どもたちを含む約100人の殉教者が命を落とした。これは約2年間にわたって続いている野蛮な爆撃と組織的な破壊によるものである」と述べた。
ハマースは、起きていることを「世界の目と耳の前で繰り返される血まみれの光景」と表現した。
同運動は続けて、「この野蛮なエスカレーションは、正当化できない不能の状態が続くなかで、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相が国連と国際社会に送っている露骨な挑戦のメッセージである。そしてこれは、戦争犯罪・ジェノサイド・民族浄化から民間人を守るという法的義務を果たすことにおいて、国際システムが壊滅的に失敗しているという事実を反映するものである」とした。
またハマースは、アラブ・イスラーム諸国および国際社会に対し、「法的・倫理的責任を担い、緊急行動を起こし、あらゆる手段によってパレスチナ人民に対する犯罪を停止させ、占領軍の指導者らを追及し、現代史上前例のない残虐な犯罪について彼らを問責する」よう呼びかけた。
(後略)
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( 翻訳者:秦智子 )
( 記事ID:60868 )