フィダン外相「パレスチナ、まずは停戦」
2025年09月28日付 Milliyet 紙



ハーカン・フィダン外相は第80回国連総会の終了後、ニューヨークのトルコ会館で記者団と会見した。

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領とドナルド・トランプ米大統領が共同との会談では、地域および世界的な問題について話し合われたとして、「大統領はパレスチナ問題を取り上げた。また、イスラエルの拡張主義的な政策が地域にもたらすリスクにも注意を向け、ロシア・ウクライナ戦争の終結に向けてなされ得る措置について話し合われた」と述べた。

■「我々の前にブレア計画はない」
フィダン氏はアメリカがイスラエルに対する影響力を行使することが重要だと強調し、「現時点での我々の優先事項は、ガザにおける停戦と民間人虐殺の停止である。トルコは大統領の指導のもと、この問題に貢献している。過去最多の国々がパレスチナを承認している。パレスチナ国家の承認のために、65,000人の命が失われ、200万人が飢餓に陥る必要はなかった。我々の前に「ブレア計画」などというものは存在しない。我々が交渉し、貢献しているのは、アメリカも受け入れる停戦枠組み計画である。我々が慎重に重視しているのは、パレスチナ人によるガザ統治だ」と述べた。

■トランプ氏へのトルコ招待
トランプ氏がエルドアン大統領からトルコに招待されたと述べたフィダン氏は、「CAATSA制裁等の両国関係をさらに強化するにあたり障害となっている問題の解決について合意が得られた。貿易額を1000億ドルに到達させるため、具体的なプロジェクトに取り組んでいく」と述べた。

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( 翻訳者:谷澤優香里 )
( 記事ID:60901 )