レバノン:軍がベイルートで麻薬密売組織を対象とする治安作戦を実施
2025年09月27日付 Al-Nahar 紙


■衝突と断続的な発砲…シャーティーラー・キャンプとベイルート:スポーツシティーの間で何が起こったのか?周辺地域で激しい銃撃の連射が聞こえる

【ベイルート:本紙】

金曜日の夕方、シャーティーラー・キャンプとベイルート・スポーツシティーの間に位置する西部地区でレバノン山脈調査部隊と指名手配犯らの間で衝突が起こった。

報道によると、指名手配犯らは衝突の直後に逃走に成功したものの、調査部隊は盗難された武器やオートバイ複数台のほか、窃盗や強奪に用いられた車両複数台を押収した。

さらに報道によると、調査部隊が衝突地点から撤収したのち、逃走犯らは地区に戻り、治安機関への情報提供者とみなした人々に向けて発砲したという。

周囲の地域では、激しい銃撃音と手榴弾の爆発音がはっきりと聞かれた。

これに先立ちレバノン軍も、倉庫で麻薬を保管していたギャング団を捜索するために、シャーティーラー・キャンプを急襲していた。

軍司令部・指導部局は次のように声明を発表した。「2025年9月19日、過去数か月間にわたる継続的な監視と治安追跡のあと、情報部の部隊に支援された陸軍部隊が、シャーティーラー・キャンプにおいて、ギャング団が麻薬を保管するために使用していた主要な倉庫および、これらの物質を各地で広範囲にわたって販売するための施設に対し、質的な突入作戦を実施した。陸軍部隊は指名手配犯らと交戦し、その結果彼らのうち多数を負傷させた。また55人を逮捕し、その中にはレバノン人、シリア人、パレスチナ人が含まれていた。さらに大量の麻薬に加え、複数の武器や軍事用の弾薬も押収した」。

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( 翻訳者:松山果子 )
( 記事ID:60911 )