新年度国会、CHP抜きで開会
2025年10月01日付 Cumhuriyet 紙


トルコ大国民議会の新たな会期の開会に、共和人民党(CHP)とトルコ労働者党(TİP)、そして労働党(EMEP)所属の議員は参加しなかった。開会式において演説した公正発展党(AKP)所属のエルドアン大統領は、デヴレト・バフチェリ氏(民族主義者行動党首)と人民の平等と民主主義党(DEM Parti)に対して「改革プロセス」への貢献を強調し、感謝を述べた。加えて、エルドアン大統領はトム・バラック駐トルコ・アメリカ大使が反応を示した「正当性」の説明についても「トルコでは、唯一の正当性の源泉があり、それは尊い国民の清らかな意思である」と回答した。演説のあと、議員たちと握手をしたエルドアン大統領は、まず人民の平等と民主主義党の議員たちと握手をした。

トルコ大国民議会は2か月半、休会した後、活動を今日、再び開始した。第28国会の第4会期の開会式は共和人民党の出席なしで行われた。

共和人民党は、政党に対して行われた捜査と逮捕のために、今年の議会開会式には参加しないことを決定した。トルコ労働者党(TİP)と労働党(EMEP)の議員たちもこのボイコットに共鳴している。

国会を訪れ、民族主義者行動党所属のジェランル・アダン副議長によって歓迎されたエルドアン大統領は総会において、すべての政党の議員の起立をもって迎えられた。

■人民の平等と民主主義党(DEM Parti)は初めて起立し、歓迎した

人民の平等と民主主義党(DEM Parti)所属の議員たちも初めて、大統領が総会にやってくる際、起立した。

加えて、エルドアン大統領の演説の前に、人民の平等と民主主義党の共同代表であるトゥライ・ハティムオールラル氏とトゥンジェル・バクルハン氏は、民族主義者行動党のデヴレト・バフチェリ党首のそばに行き、握手した。

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( 翻訳者:伊藤颯汰 )
( 記事ID:60935 )