シリア:シリア政府がレバノン・シリア高等評議会の活動停止を通達
2025年10月10日付 al-Quds al-Arabi 紙


■シリア政府はレバノン・シリア高等評議会の活動停止にかかわる決定を通達

【ベイルート:本紙】

シリア政府はアスアド・シャイバーニー外務大臣による初のベイルート訪問に先立ち、在レバノン・シリア大使館を介してレバノン外務省に対し、レバノン・シリア高等評議会の活動を停止し、二国間のあらゆる連絡を公式の外交的手段に制限するよう通知した。

同評議会は、レバノンのイリヤース・ハラーウィー大統領とシリアのハーフィズ・アサド大統領によって署名された両国協力協定の一環として、1991年にナスリー・フーリー議長の主導のもと設立された。さらに2005年のシリア軍のレバノン撤退後も活動を続けており,「主権国家」主張勢力による度重なる要求にもかかわらず廃止されてこなかった。

シャイバーニー外務大臣は1日間にわたるベイルート訪問を、レバノンのユースフ・ラジー外務大臣との会談によって開始し、その後ジョゼフ・アウン大統領、ナワーフ・サラーム首相と会談する予定である。初期情報によると,国会議長ナビーフ・ビッリー氏は今回の会談からは除外される。

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( 翻訳者:天田陽菜 )
( 記事ID:60975 )