ガザ和平へ歴史的な調印
2025年10月14日付 Hurriyet 紙


ガザでの2年間にわたる虐殺の後、停戦合意が昨日エジプトで開催されたシャルム・エル・シェイク平和サミットで調印された。35か国の首脳が出席したサミットではトランプ大統領、エルドアン大統領、シーシー大統領とアール・サーニー首相が合意の署名を行った。ネタニヤフ首相とハマスはサミットに参加しなかった。

アメリカのドナルド・トランプ大統領が、10月9日に、エジプトで続く間接交渉の末、イスラエルとハマスの間でガザ停戦の計画の第一段階が承認されたことを発表した後、地域の国々とエジプトで開催されることを述べたサミットは、昨日エジプトのシャルム・エル・シェイクで、35か国の首脳の出席とともに実現した。アメリカのトランプ大統領とエジプトのアブドゥルファッターフ・シーシー大統領が共同議長となり行われたガザでの停戦の保持と平和を目的とした平和サミットではタイイプ・エルドアン大統領がトルコを代表した。

■平和会合での4人のリーダー

合意を実行するために保証国となるトルコ、カタール、エジプト、アメリカの大統領たちが平和2025のロゴのある長いテーブルの前列に着席して行われた会合で、アメリカのトランプ大統領が最初の発言をした。エルドアン大統領を褒めたたえたトランプ大統領は「トルコは世界で最も強力な軍隊を持つ国だ、エルドアン氏は長い間とても良い友人である、我々を裏切らなかった」と表現した。リーダーたちはその後、前に置かれたグリーンファイルに調印し、合意の施行に入った。

■イスラエル、イラン、ハマスは出席しなかった

サミットのためにシャルム・エル・シャルクにトルコ標準時間14時に到着したエルドアン大統領は、サミットの会場でエジプトのアブドゥルファッターフ・シーシー大統領に出迎えられた。シャルム・エル・シャルクでシーシー大統領の歓迎を受けたエルドアン大統領に、ハカン・フィダン外相、大統領府広報局長ブルハネッティン・ドゥラン氏、外交・安全保障担当首席顧問アキフ・チャータイ・クルチ氏が同行した。当初エジプトによってなされた公式声明では、ネタニヤフ氏がサミットに出席すると伝えられた。しかしながらイスラエル側はこれを否定した。ネタニヤフ氏はユダヤ教の仮庵の祭り(スコット)の七日目であることを理由に、会議に参加しないと述べた。ハマスとイランはサミットに出席しなかった。

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( 翻訳者:安孫子織絵 )
( 記事ID:61002 )