アルジェリア:判事協会長が辞任、その背景めぐり議論
2025年11月09日付 al-Quds al-Arabi 紙
■アルジェリア判事協会長アイディ・ウーダーシュ氏が辞任:動機と背景をめぐり、論争広がる
【アルジェ:本紙】
アルジェリア判事協会のアイディ・ウーダーシュ会長が、突然の展開のなかで、正式に辞任を発表した。特に現在開催中の国会が司法基本法の審議を控えている時期ということもあり、この決定の背景は依然として不明瞭である。
ウーダーシュ氏の辞任は、規約第57条に基づき招集された判事協会執行部の臨時会合で提出された。協会が発表した声明によると、執行部メンバーは会長からの辞任届を受理し、提出は認められたうえで、規約第34条に基づき、後日開かれる臨時総会にて最終承認されることとなった。
さらに声明はヒシャーム・ダスドゥース副会長が総会開催までのあいだ、協会の運営を暫定的に担うとし、その準備も進められていると伝えた。総会の日程は後日決定される見通しだという。
ウーダーシュ氏は2日前、協会長職を退く意向を表明し、最終決定を今月末に予定されていた総会に委ねるとしていた。しかしその後、同氏は辞任を即時に公式化することを決定した。その理由の詳細にいては明かさないまま、(辞任の意向を)執行部に通知するだけにとどまった。
(後略)
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( 翻訳者:荒岡 麻里 )
( 記事ID:61125 )