ジョージアで墜落の軍輸送機乗員20名、軍で葬儀
2025年11月14日付 Medyescope 紙


ジョージアで11月11日に墜落したトルコ軍の輸送機に搭乗し、殉職した20人の兵士の遺体がトルコに運ばれた。ミュルテド空軍基地で、軍葬が行われた殉職者たちは、それぞれの故郷へ運ばれる。

ジョージアで墜落した軍用輸送機に搭乗し殉職した20人の兵士の遺体がトルコへ運ばれた。 トビリシに移送された遺体はA-400M軍用輸送機で運ばれ、トビリシ国際空港を離陸した後、2時間半の飛行を経てミュルテド空軍基地に到着した。

遺体は葬送車に乗せられ、車列を組みケチオレンの法医学研究所へと移送された。約40分の道のりを経て車列は法医学研究所に到着し、研究所前では多くの人がトルコ国旗を手に迎えた。

■ミュルテドで軍葬が行われた

殉職した兵士たちのためにミュルテド空軍基地で軍葬が行われ、葬儀には殉職者の家族や親族、政治家とトルコ軍の上層部が参列した。遺体は基地での葬儀の後、最後の旅へ見送られるために、それぞれの故郷へ運ばれる。殉職した兵士のうち19人は本日、故郷で行われる葬儀で埋葬されるが、殉職した空軍パイロットのギョクハン・コルクマズ中佐の葬儀は土曜日にイスタンブルで行われる。

■国防省が事故に関する主張に回答

トルコ国防省は、毎週行われる定例会見で事故に関して関心が寄せられている質問に答え、「飛行機に弾薬が積まれていた」という主張について説明した。国防省の発表では「私たちの航空機には人員と航空機整備用の資材が積まれていた。機内に弾薬はなかった」と述べた。

事故調査が続いていることが伝えられ、会見では「現時点でこの件について何か述べるのは早い」と語った。また「レーダーの記録では同じ時間帯に当該地域でヘリコプターが確認された」との主張についても回答し、そのヘリコプターはジョージアに所属していたことを明らかにした。

■航空機が整備不良だとの主張は否定

国防省は飛行機が整備不良で古いとの主張を否定し、「古い飛行機は存在しないが、整備不良の航空機はあるだろう」と述べた:
「問題となっている航空機の整備は国によって定期的に行われており、C-130型機は現在70以上の国で頻繁に使用されている。」
国防省はまた、C-130軍用輸送機の飛行が11月12日付で停止されたことを発表し、技術的な調査の後、飛行が再開されると明らかにした。

■殉職した兵士の名前

事故で殉職した兵士は以下の通り:

空軍パイロット中佐ギョクハン・コルクマズ、空軍パイロット少佐セルダル・ウスル、空軍パイロット少佐ニハト・イルゲン、空軍パイロット中尉ジュネイト・カンデミル、空軍機整備中尉エムレ・メルジャン、空軍機整備最上級曹長ヌリ・オズジャン、空軍機整備最上級曹長ウミット・インジェ、空軍機整備曹長ハムディ・アルマアン・カプラン、空軍機整備曹長ブラク・オズカン、空軍機整備曹長イルケル・アイクト、空軍機整備曹長アクン・カラクシュ、空軍機整備曹長エムラフ・クラン、空軍機整備曹長ラマザン・ヤウズ、空軍機整備軍曹エムレ・アルトゥオク、空軍機整備軍曹ベルカイ・カラジャ、空軍機整備軍曹ブラク・イブビギ、空軍機整備軍曹イルハン・オンガン、空軍補給上級軍曹アフメト・ヤシル・クユジュ、空軍輸送専門軍曹ジェム・ドラプジ、空軍輸送専門軍曹エムレ・サユン

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( 翻訳者:丸山 礼 )
( 記事ID:61139 )