レバノン:イスラエルが南部アイター・シャアブで車両をドローン攻撃
2025年11月23日付 al-Quds al-Arabi 紙
■イスラエルがレバノン南部のアイター・シャアブで車両を爆撃
【ベイルート:アナトリア通信】
イスラエル占領軍は日曜日、レバノン南部の国境にあるアイター・シャアブ町で車両を攻撃した。これは、2014年11月に発表された停戦合意に対する新たな違反行為である。
レバノン通信社は、イスラエルの無人機が誘導ミサイル攻撃を実施し、ビント・ジュバイル地区に属するアイター・シャアブで車両を標的としたと報じたが、負傷者についての報告はなされたなかった。
今回のこの攻撃は、2023年10月にイスラエルがレバノンに対して開始した侵略行為を終結させた停戦合意に対し、イスラエルが継続的かつ深刻に違反し続けているなかで発生した。2023年の侵略行為は、翌年年9月には全面戦争へと発展し、4,000人以上の死亡、約17,000人の負傷をもたらした。
国連レバノン暫定軍(UNIFIL)は木曜日、停戦発効以降、レバノン領内で1万件以上の領空・領土への侵犯を記録したと発表した。
イスラエルは戦争期間中にレバノン南部の5つの丘陵地帯を占領したが、合意では60日以内に撤退することが規定されていたにもかかわらず、履行していない。さらにイスラエルは数十年にわたりレバノンの他の地域の占領も続けている。
この記事の原文はこちら
( 翻訳者:佐藤百合香 )
( 記事ID:61184 )