パレスチナ:停戦後もガザ各地で続くイスラエル軍の空爆と地上侵攻
2025年11月27日付 al-Quds al-Arabi 紙


■イスラエルによるガザ、ラファフ、ハーン・ユーニスへの空爆と破壊行為

【ガザ:アナドル通信社】

イスラエル軍は木曜日早朝、占領下にあるガザ市東部とガザ地区南部のハーン・ユーニス市とラファフ市で、住宅の破壊作戦と並行して空爆を行った。

地元の消息筋は、「イスラエル軍の戦闘機がガザ市東部のトゥッファーフ地区を数回にわたって空爆する一方で、軍は住宅破壊作戦を進めた。その爆発音は市内全域に響き渡った」と伝えた。

目撃者らの話では、ハーン・ユーニス市では、東部バニー・スヘイラ町でイスラエル軍による空爆と住宅破壊を伴う攻撃があった。ラファ市東部でもイスラエル軍は同様の軍事作戦を展開している。

これらの地域では、周辺に配置されたイスラエル軍のヘリコプターや軍用車両による激しい攻撃も行われている。

イスラエルの攻撃によってパレスチナ人の死傷者が出たかどうかは、現時点では不明である。

パレスチナ住民の立ち入り禁止区域に指定されているこれらの地域では、数週間にわたり連日爆撃と破壊活動が続いている。

「ハマース(イスラーム抵抗運動)」とイスラエルは、エジプト、カタール、トルコの仲介と米国の後援により停戦合意に達し、その第一段階は先月10月10日に発効した。

ガザ政府メディア局は土曜日、「停戦以降、イスラエルの停戦合意違反は数百回に上り、少なくとも342人のパレスチナ人が死亡した」と発表した。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:古内遼太 )
( 記事ID:61205 )