オジャラン「DEM党の票は20%」
2025年12月10日付 Cumhuriyet 紙


テロ組織であるクルディスタン労働者党(PKK)のリーダーであるアブドゥッラー・オジャラン氏はトルコ人民平等民主党(DEM党)・イムラル代表団と行った最新の会談おいて、DEM党の得票率の可能性は20%であることと、いかなる連合もDEM党なしには、政権の座に座ることはできないことを述べた。

DEM党・イムラル代表団は、12月2日にイムラル刑務所に向かい、テロ組織であるPKKのリーダーのアブドゥッラー・オジャラン氏と会談した。

オジャラン氏は会談で、DEM党の得票率に注目し、政党に呼びかけをしたことが明らかになった。

■「DEM党の得票率の可能性は20%」

メソポタミア通信のウェラト通信(クルドの通信社)から得た情報によると、イムラル代表団とオジャラン氏が行った最新の会談においてプロセスが第二段階に移行したことが明らかになった。

オジャラン氏は「プロセスの第二段階では、この問題について取り組む。DEM党の大きな可能性がある。自らを信じなければならない。重要な政党である。民主同盟でも、国民同盟でもDEM党なしには政権を得られない。このため、社会を組織化し、自分自身を信じなければならない。投票潜在層も20%台である。」と述べた。

オジャラン氏は加えて、「私に聞く人々に以下のように言います。互いに武器を使うことを道徳的な枠組みの中でやめなさい。問題を理性と対話で解決しなさい。私は都市、部族、家族、社会における暴力を拒否する。この暴力もまた道徳に反するものだとする。」と付け加えた。

会談では、民主主義的統合の呼びかけも注目されたと述べられた。政府が「テロなきトルコ」と名付けた過程で制定される予定の法律について議論が行われたと明らかになった。

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( 翻訳者:伊藤颯汰 )
( 記事ID:61260 )